院長紹介Profile
院長 下田 侑以 YUI SHIMODA
「ここに来ると何か元気が湧いてくる、楽になる」そんな治療を心がけています
大学卒業後、製薬会社にて4年勤務。
勤務する中で、女性特有の体調の辛さなどを感じながらも働かざるを得ない時があり、そんな女性の心身の休まる場所を作りたいと思い、鍼灸治療に携わる道へ。
関西医療学園専門学校にて、厚生労働大臣認定国家資格 はり師、きゅう師を取得し、卒業後は、脈診流経絡治療の名手である「前田鍼灸院」前田順一郎先生に師事。2025年春に独立し、「YUIはり・きゅう」を開院いたしました。
製薬会社にて勤務時は、日々医師に対して、医薬品の情報提供を行っていました。その当時の経験を活かし、西洋医学、東洋医学どちらの視点からも治療に携わっていきたいと思います。
女性の社会進出により、朝早くから夜遅くまでという働き方をする女性が増えています。そこに子育て、家事との両立となると、自分のための時間を確保することもままなりません。特に、妊娠期は服用薬に制限があるが、つわり、腰痛などマイナートラブルが多く、産後は出産の際の身体のダメージが大きいのに対し、授乳のために睡眠不足になる等、自分の時間を取ることがより難しいです。当院には、ベビーベッド、キッズスペースも設置しております。そんな女性の心身の休まる居場所となれれば嬉しいです。
また、学生時代には陸上競技部に所属、社会人では趣味でマラソン、トレイルランニングなどを嗜んでいます。スポーツイベントでの鍼灸ボランティア経験や、ランニング食学検定スペシャリストの経験を活かして、コンディショニングの方法として、ストレッチ、栄養学などもランナーの皆様に還元したいと思っています。
経絡治療とはOriental medicine

東洋医学では、人の身体を構成する基本的な要素は気・血・水と考えられています。気はエネルギー、血は身体の中を流れる赤い液体(血液)、水は身体の中を流れる血以外の液体を指します。いずれかの要素が不足したり、停滞したりして、この3つの要素のバランスが崩れると身体に不調をきたすと考えられています。

経絡治療は、古代中国から伝わる治療方法です。脈を診て、全身の状態を判断します(気血水の流れが滞っているのか、不足しているのかなど)。不調の原因は、必ずしもその局所にあるわけではありません。全身には360余りのツボが存在し、そのどこかに気血水の巡りを改善する反応点があります。脈やお腹、皮膚の状態などからその反応点を探ります。より良い脈に近づけていくことで、全身のバランスが整い、もともと備わっている自己治癒力も高まり、症状を根本から良くしていきます。
小児はりとはAcupuncture for Kids

子供は、大人よりも敏感で、季節の変化や環境の変化などで不調をきたします。昔から言われる疳虫(かんむし)(夜泣き、キーキー高い声を出す、よく怒る、かみつく、便秘、食欲不振など)は、子供が何らかのストレスを感じているサインです。

「いちょうばり」「かきばり」を用い、肌に少し触れる程度にはりを接触させます。身体が小さい分、気血水の流れも早いため、少しの刺激量でも全身の緊張が緩み、よく変化します。他にも、風邪症状やアトピー症状、夜尿症など、お子様の不調もご相談ください。